注意すべき新生児の先天性の病気
新生児の赤ちゃんや、乳児に注意したいのが先天性の病気です。
赤ちゃんが生まれる前から、お腹にいる段階でエコーにより見付かる場合もあります。
また、生後4~6日頃に行われる「新生児マススクリーニング検査」と呼ばれる先天性代謝異常等検査では、ホルモン分泌の異常、代謝の異常がないかを調べます。
先天性の病気をそのままにしておくと、障害が残る場合もあります。
いくつか代表的な病気をご紹介します。
ここで紹介するものはほんの一部ですので、他にも気になる症状があれば小児科を受診するようにしてください。
先天性の症状
ダウン症
罹患している新生児は、おとなしく、めったに泣かないという症状を示す傾向があります。
身体的な特徴として、成長障害、筋肉の緊張低下、特徴的顔貌があります。
出生時は外見上正常で、乳児期になってから特徴が現れる場合もあります。
合併症として心疾患、消化管奇形、甲状腺疾患、耳鼻科疾患、眼科的疾患等などが挙げられますが、全て合併するとは限りません。
近年の女性の出産年齢の高齢化により、卵子形成時の染色体分離の頻度の増加が発症の原因の一つと考えられています。
フェルニケトン尿症
フェニルケトン尿症とは、フェニルアラニンを代謝する酵素のはたらきが生まれつき十分ではない症状のことを言います。
フェニルアラニンが体内に蓄積されると、脳の発育に障害が出てきます。
フェルニケトン尿症は、新生児マス・スクリーニング検査で発見することができます。
フェルニケトン尿症と診断された場合でも、フェニルアラニン値を食事療法や薬剤でコントロールすることにより、健康に成長発達することが出来ます。
先天性風疹症候群
先天性風疹症候群とは、免疫のない女性が妊娠初期に風疹にかかり、それが胎児にも感染してしまう病気です。
厚生労働省によると、妊娠12週までの妊娠初期に最も多くみられるそうです。
予防したい人は、風疹ワクチンがありますので、ワクチンを接種することにより胎児感染を防ぐことが出来ます。
しかし、妊娠中にはワクチン接種ができませんので、妊娠前にぜひ済ませておきましょう。
発達障害
発達障害にはいくつかのタイプがあり、自閉症、アスペルガー症候群、注意欠如、多動性障害(ADHD)、学習障害、チック障害などがあります。
生まれつき脳の一部の機能に障害があり、同じ人にいくつかのタイプの発達障害があることもめずらしくありません。
また、同じ障害を持つ人同士でもまったくちがうタイプに見えることがあり、個人差がとても大きいです。
クレチン症
甲状腺ホルモンの不足により引き起こされる病気で、皮膚の乾燥、まぶたのむくみ、黄疸、体重が増えないなどの症状があります。
そのままにしておくと、身体の発達や知能に遅れが出るため、甲状腺ホルモン(レポチロキシンナトリウム)の内服によって、不足している甲状腺ホルモンの働きを促します。
ヒルシュスプルング症
消化管の動きに必要な腸の神経節細胞が欠如しているため、スムーズな排便に必要な蠕動運動が上手く働かずに、お腹が張ったり、腸閉塞が起こったり、慢性的な便秘が見られます。
放置していると最悪の場合死に至ることも。
治療としては、原因となる個所を切除する「根治手術」が行われます。
先天性股間脱臼
先天性股関節脱臼は、赤ちゃんの1000人に1~3人の割合で発症し、男の子に比べると女の子がなりやすい病気だといわれています。
骨盤と脚の付け根にある大腿骨をつなげている股関節の骨がズレたり、外れているために股が開きにくかったり、脚の長さが異なるように見えます。
症状によっては、矯正装具をつけたり、手術が必要になる場合もあります。
筋性斜頸
いつも赤ちゃんが同じ方向を向いていると筋性斜頚が疑われます。
首のどちらかの筋肉にこぶのようなしこりができる病気です。
そのままにしておくと、頭の形が変形したり、顔が歪んだりするため、向きを時々変えてあげるようにします。
大半は1歳頃になると自然に無くなりますが、手術をすることもあります。
鼻涙管閉塞症
涙の通り道である鼻の奥の鼻涙管が詰まり、涙が目の中に溜まったままでたえず涙が止まらなかったり、目が潤んでいます。
進行すると炎症を起こして、目やにが酷かったり、痛みや腫れが出る「涙嚢炎(るいのうえん)」になったりします。
涙嚢をマッサージしたり、抗菌薬を点眼して治療します。
なかなか改善しないときは、生理食塩水を涙管に通す「涙管通水検査」をすることで、目を洗浄し、生理食塩水の水圧で詰まりを改善します。
それでも改善が見られない場合は、鼻涙管を開通させるためブジーと呼ばれる「鼻涙管開放術」が行われます。
肥厚性幽門狭窄症
腸と胃の出口を繋げている「幽門」と呼ばれる部分の筋肉が厚く、胃の出口が狭いため、授乳すると胃から逆流してまるで噴水のように勢いよく吐き出してしまいます。
進行すると体重の減少や脱水症状が見られます。治療法としては、狭くなった胃の出口を広げるために薬物を投与したり、手術で厚くなってしまった幽門の筋肉を切開します。
まとめ
先天性の病気は高齢出産になるほど確率が高くなります。
喫煙や副流煙などの状況でも確率は高くなまります。
先天性異常を100%の確率で防ぐ事は出来ませんが、
確率を下げる事は卵子の若返りで可能です。
若返りは、簡単な方法で出来るので実践してみてください。
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